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2024.04.26 「エンジニアハイドロカーボン」シリーズをご紹介!

19世紀末からアメリカの鉄道に従事する職員らに高精度で信頼性の高い懐中時計を供給し続けてきたボール ウォッチは現在ラインナップするシリーズ名に、「エンジニア(機関士)」、「ストークマン(機関助手)」、「トレインマスター(車掌)」、そして「ロードマスター(保線夫)」といった鉄道に従事する職務名を名付けており、国内では現在7つのシリーズを展開しています。それぞれのシリーズはデザインやサイズ、素材、そして機能性などコンセプトなどの違いによって区分けされています。普段は商品のご紹介をさせていただく機会が多いですが、今号ではボール ウォッチの代表的なフラッグシップ・シリーズである「エンジニアハイドロカーボン」について解説いたします。

エンジニアハイドロカーボン

「エンジニアハイドロカーボン」シリーズは、ブランド理念である「タフ&ディペンダブル」を具現化するために誕生し、ボール ウォッチ独自の特許技術や最先端のテクノロジーを製品化したブランドを代表する基幹シリーズです。シンボリック・デザインである「セーフティロック・クラウンシステム」は、リューズに外部からの衝撃が加わった際に時計内部に伝わる衝撃を分散し、さらにリューズのねじ込みを忘れるなどのヒューマンエラーを未然に防ぐような構造を持ち合わせています。さらに「エンジニアハイドロカーボン」の全てのモデルに備え付けられた両開き式のバックルは、ロック時に1,400ニュートン(1,400kg重)の荷重に耐えられるよう開発されるなど耐衝撃性に優れたモデルを数多くラインアップしていることが最大の特徴です。昨年は機械式時計ながら衝撃緩和素材の「耐衝撃エラストマーリング」を時計に内蔵することで、高さ10mからの自由落下にも耐え、精度を維持するモデルを発売するなど今尚更なる高みを目指して研究・開発に勤しんでいます。

さらに上を目指す耐衝撃性

耐衝撃時計とは水平な硬い木の面に 1mの高さからの自由落下に耐える性能(5,000Gs)をもつ時計でなければならないと定義されており、全てのボール ウォッチはこの基準をクリアしています。さらにエンジニアハイドロカーボンは、振り子のハンマーを1.5mに延長し、二方向のみならず第三の方向として構造上比較的弱いとされるリューズ部にも衝撃を与え、7,500Gsの耐衝撃テストに合格しています。また、強い衝撃や水圧に耐えるため厚さ5.3㎜のサファイアガラスを採用しているモデルさえあります。

特許取得済のセーフティロック・クラウンシステム

ボール ウォッチのアイデンティとも呼べる代表的なディティールです。リューズガードとねじ込み式リューズの高さを揃え、リューズガードを跨ぐようにセーフティ・プロテクションプレートを設置。時計の中で最も衝撃に弱いリューズ部品を保護しながら、時計内部への水・埃などの侵入を防ぐ革新的なプロダクト・デザインに仕上がっています。

高荷重に耐える屈強なバックル

一度バックルを閉じると、1400ニュートン(約140kg重)もの荷重まで耐える両開き式のバックルは、5000回にも及ぶ開閉検査に合格。100分の1mm単位で製造された各部品は精密且つ重厚な作りで、さらに心地よい操作感が所有する悦びを一層高めてくれます。エクステンション機能も備わっていますので、ダイビング時などにワンタッチで両側に22mmまで延長することが可能です。

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